「食」で高める社員満足、人材定着術
更新日:10月12日
📌 ニュース概要
■ 「食」で高める社員満足、人材定着術
飯能信用金庫が中小企業向けに開催した人材定着相談会で、KOMPEITO社が『食』を通じた社員満足度向上の重要性を説明。オフィス内の冷蔵庫にサラダや軽食を提供するサービスが福利厚生として注目されている。
■ 増収増益でも税負担が利益圧迫 象印マホービン
売上高3%増、営業利益5%増と好調ながら、法人税などの負担増が響き純利益は3%減の40億円となった。高付加価値商品「炎舞炊き」など上位モデルの販売好調が貢献。
🔍 リスク管理の観点から:人材定着リスクとコスト
人材の離職は「目に見えにくいリスク」の典型です。採用・教育コストを考えると、中途採用1名あたりの代替コストは年収の30〜50%とも言われます。
採用コスト:求人広告・エージェント費用(年収の20〜30%が相場)
教育・育成コスト:戦力化までの3〜6ヶ月間の生産性低下分
引継ぎコスト:退職者の業務移管・ナレッジ喪失による損失
「食」という小さな投資(月数千円/人)が離職防止につながるなら、ROI(投資対効果)は極めて高いといえます。福利厚生は「コスト」ではなく「リスクヘッジへの投資」として捉え直すことが、中小企業の人材戦略では重要です。
💴 財務の観点から:増収増益でも純利益が減る構造
象印の事例は「増収増益なのに純利益が減る」という財務の落とし穴を示しています。原因は法人税負担の増加です。これは中小企業でも起きやすい現象で、以下の対策が有効です。
中小企業向け税額控除の活用:人材確保等促進税制・設備投資減税など、業績好調な期こそ積極活用を
役員報酬の適切な設定:法人利益を抑え、役員個人の所得として取り出すことで税負担を最適化
設備投資の前倒し:好業績年度に減価償却を前倒しで計上し、課税所得を抑える
利益が出ている今こそ、顧問税理士または自社の財務担当が「税額シミュレーション」を行うべき時期です。
元記事: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC176540X10C26A9000000/
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