5800万円分の部品、活用されず放置
更新日:10月12日
📌 ニュース概要
■ 5800万円分の部品、活用されず放置
航空自衛隊のUH60J救難ヘリ更新作業で、旧型機から再利用可能だった発電機など3品目6個(約5800万円相当)の部品が取り外されず活用されていなかったことが会計検査院の調査で判明した。部品を取り外す必要性を再判定する手続きが明文化されていなかったことが原因とされ、検査院は空自に改善を求めた。
🔍 リスク管理の観点から
このケースの本質は「資産の棚卸しプロセスの欠如」です。リスク管理の観点では、資産ライフサイクル管理(Asset Lifecycle Management)における手続きの属人化が最大の問題点といえます。
具体的には以下の3つのリスクコントロールが機能していませんでした:
①手続きの明文化(SOP化):部品を取り外す判断基準が文書化されていなかった
②チェックリストによる確認:更新作業完了時の棚卸し確認が形式化されていなかった
③第三者レビュー:作業担当者以外による資産確認の仕組みがなかった
💴 財務的インパクトと中小企業への示唆
5800万円という金額は大組織では「見落とし」で済まされがちですが、中小企業・合同会社ではそれ相当の規模の損失が致命的です。自社の資産台帳は常に最新化されていますか?
固定資産の除却・再利用の判断を属人化せず、期末の棚卸し時に「使用中か・売却可能か・廃棄すべきか」を3分類で評価する習慣をつけることが、財務の健全化につながります。法人税上の除却損の計上タイミングにも影響するため、経理面でも重要なポイントです。
元記事: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD09B3S0Z01C26A0000000/
───────── 【PR】経営のお悩み全般、海外ビジネスも熟知する経営コンサルがご相談承ります https://www.aoshimaconsulting.com/


コメント